診療案内

MEDICAL

痛風

痛風とは

暴飲・暴食、肥満、激しい運動などにより、血液中の尿酸値が一定の数値を超えると、過剰な尿酸が結晶化して関節に溜まります。この結晶を敵と見なして白血球が集まってきます。白血球が攻撃を始めた時,炎症を起こす物質が出現し、強い痛みを生じさせます。風が吹いただけで痛みを感じるレベルの痛みであることから、「痛風」と呼ばれています。

痛風の症状

急に、足の親指のつけ根が赤く腫れて強い痛みが生じます。歩けないほど痛みますが、痛みが生じて24時間後がピークで,3〜7日ほど経過すれば痛みが引いて歩けるようになります。足の親指のつけ根以外に、足関節、足の甲、アキレス腱のつけ根、膝関節、手関節にも激痛発作が起こることがあります。

痛風チェックリスト

1.血清尿酸値(mg/dl)が
 ・6.9以下(0点) ・7.0~7.9(1点) ・8.0~8.9(4点)・9.0~9.9(7点) ・10.0以上(10点)
2.痛風発作を起こしたことが
 ・ない(0点) ・1回ある(5点) ・2回以上ある(8点)
3.血縁に痛風患者が
 ・いない(0点) ・いる(3点)
4.尿路結石と診断されたことが
 ・ない(0点) ・ある(2点)
5.20歳時より体重が10kg以上増えて
 ・いない(0点) ・いる(2点)
6.高血圧が
 ・ない(0点) ・ある(1点)
7.中性脂肪が高いと指摘されて
 ・いない(0点) ・いる(2点)
8.アルコール飲料は
 ・全く飲めない(2点) ・あまり飲めない(0点) ・よく飲む(2点)
9.ビールは
 ・あまり飲まない(2点) ・大好き(1点)
10.過食傾向が
 ・ない(0点) ・ある(1点)
11.サウナ愛好家で
 ・ない(0点) ・ある(1点)
12.マシントレーニングや激しい運動をして
 ・いない(0点) ・いる(1点)
13.精神的ストレスが
 ・少ない(0点) 多い(1点)

合計点が
・0~5点:正常です
・6~10点:日常生活で注意が必要です
・11~15点:治療の可能性が高く、専門家の受信を勧めます
・16点以上:治療が必要です

痛風の治療

痛風発作が生じたら、尿酸値を下げる薬は使わず、痛風発作に対する薬で患部の痛みや腫れを取り除きます。発作が治まったら、高尿酸血症に対する治療を始めます。治療の基本となる生活習慣の改善を行いつつ、尿酸降下薬を少量から使い始めます。この時,尿酸が尿路で結晶化して石になるのを防ぐ薬を併用することもあります。

痛風の予防

食べ過ぎに注意

カロリーを抑えて肥満を解消するだけで尿酸値は下がります。肉や魚の内臓や干物にはプリン体が多いので,食べ過ぎないように気を付けましょう。

お酒は適量に

アルコール自体に尿酸値を上げる作用があります。1日の目安としては、日本酒なら1合、ビールなら500mL、ウイスキーなら60mLまでにしましょう。

水を2リットル以上飲む

たくさんの尿で尿酸を排泄するため、水やお茶を1日2リットル以上飲みましょう。

ストレス解消を

ストレスは尿酸値を上昇させる危険因子です。人と話したり身体を動かしたり趣味に時間を使ったりするなどして、ストレスを解消しましょう。

適度な負荷の運動を

ダッシュや強い負荷の筋力トレーニングなどの無酸素運動は尿酸値上昇の原因になり得ます。話しながらでもできるような有酸素運動がおすすめです。
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