診療案内
MEDICAL
脚が痺れる
脚にしびれをきたす疾患
- 腰部脊柱管狭窄症
- 腰椎椎間板ヘルニア
- 足根菅症候群
腰部脊柱管狭窄症
症状
長い時間立っていたり、歩いたりした際に、腰から背中または脚の痛み・しびれが生じるのが主な症状です。5分程度休んだり、前かがみになると、症状が軽減・消失することが特徴です。症状が進行すると、脚の力が弱くなったり、排尿や排便のコントロールが困難になる場合もあります。
要因
腰椎や腰椎のクッションの役目をしている椎間板が、加齢変化で変形することによって、脊髄の通り道や頸椎の間が狭くなり、脊髄や神経が圧迫されることで症状が生じます。
加齢や労働による負担、背骨の病気など要員は様々ですが、比較的高齢で発症する人が多いとされています。
加齢や労働による負担、背骨の病気など要員は様々ですが、比較的高齢で発症する人が多いとされています。
治療方法
良い姿勢を保ち、腰椎への負担を減らすことが重要なため、症状が軽い場合は、お腹や背中の筋力トレーニング・ストレッチ・体操、温熱・牽引などの物理療法を行います。症状が強い場合は、脊髄の神経の血行を良くする薬の処方や、神経ブロック注射などで痛みをやわらげます。
腰椎椎間板ヘルニア
症状
重い物を持ち上げたり、腰を曲げる・顔を洗うなど前かがみの姿勢をとった際に、臀部から下肢にかけての痛み・しびれが生じます。座っているだけでも症状が生じる場合もあります。
要因
腰椎のクッションの役目をしている椎間板が、加齢変化で後方に飛び出し、脊髄や神経が圧迫されることで症状が生じます。悪い姿勢での動作や作業、喫煙など要因は様々ですが、10~40歳代の若い世代で発症する人が多いとされています。
治療方法
症状が強い時期には、消炎鎮痛剤の処方や坐薬、神経ブロック注射などで症状をやわらげます。症状が軽くなれば、お腹や背中の筋力トレーニング・ストレッチ・体操、温熱・牽引などの物理療法を行います。
足根菅症候群
症状
かかと以外の足の裏から足趾にかけてにしびれが生じます。足をつくと物がついているような感じや砂利の上を歩いているような感じなどを感じることがあります。
要因
足首から足の指に向かう神経や動脈が、内くるぶしの周囲で圧迫されることで症状が出現します。
治療方法
消炎鎮痛剤やビタミン剤などの処方が行われます。